余りに検索条件が多過ぎると、物件一覧ページに表示される絞り込み条件が下に伸び過ぎてしまい、
見た目の点でおすすめできませんし、ユーザ側も、絞り込む条件を探すのに一苦労しそうです。
SEO的な観点から見ますと、確かにタウン360°は設定されている検索条件を組み合わせて、
「渋谷 ペット可 デザイナーズ賃貸」のようなロングテールと呼ばれる、
細かいキーワードの組み合わせページを大量に生成し、それらがSEOの効果を高め、
広く人を集める事を可能としていますので、多いほどその効果にもより期待が持てるかもしれません。
ですが、こだわり条件などの本来的な意味合いは、ユーザさんが物件を探される際に、
条件を絞り込む事により、より効率的に物件が探せるようになる事です。
絞り込んだら100物件が一気に3物件まで減ってしまった等という事になれば、
ユーザビリティを大きく損ねる事になるのは言うまでもありません。
物件の表示が物件に減ってしまった事で、本来は見られたかもしれない物件が
見られなかったという機会的損失も十分考えられます。
また、ホームページはツリー型の構造となっていますので、
実際に増やした検索条件に該当する物件が多くないと、検索での上位表示も難しいでしょう。
結論としては、絞り込みできたら便利そうに思える(ユーザビリティの高い)条件を、
的を絞って追加する事が肝心だと思います。